ノマドワーカー時々狩猟採集生活

釣りと狩猟が大好きな、現役ノマドワーカーのぼやきです

だから私は会社員を辞めた

 

会社勤めをしていた頃、私にとって辛かったことは数多くあった。高卒であった私は、一般に言われる「ホワイト企業」と呼ばれるような働きやすい環境ではなく、大手のブラック企業や中小企業にしか就職できなかった。そのため、働きながら様々な困難に直面した。

 

自動車関連の製造業に従事していた時は、年功序列での賃金の上昇がほとんど見込めず、数千円程度の昇給しかなく、将来の見通しも明るいものではなかった。

努力や能力に関係なく、ただ年数だけが給与に反映されると感じ、モチベーションを保つのが難しかった。

 

いくつかの企業に勤めてきて、全体的に感じたのは、業務効率化や変化に対する取り組みがあまり積極的ではなく、古いやり方や習慣が根強く残っていた。

結果として、業務量は増える一方で、残業が日常化。休日出勤も当たり前であり、私たちの個人の時間やプライベートを大切にする余裕はない。

さらに、休みの日には飲み会やバーベキューなどのイベントに事実上の強制で参加させられることもあり、自分の時間を持つことが難しかった。

 

「社員は家族だ」って別に家族じゃないよね。

紙切れで契約した雇用主と労働者の関係。

プライベートにズカズカ入られるあの感じ。どうしてもそれが苦手だった。

 

会社員になるということは、その会社に「自分の人生を売る」という事だ。

 

 

もうひとつ…

会社という組織は、他の人が何かを提案したり、意見を言ったりすることが難しく、特に上司の意見に反対することは避けるべきという暗黙のルールがあった。

まさに「出る杭は打たれる」という雰囲気があり、自分の意見を言いにくい状況。

 

こんな状況の中だったから、私は日々の仕事に対するモチベーションを失いつつあった。自分の能力や成長を発揮する機会が限られていたため、将来に対する不安や絶望感が募った。

 

結果として、その会社での働き方に疑問を感じ、自分のキャリアを見つめ直す必要性を感じるようになった。

 

 

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